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金属のインレーの下がむし歯になりやすいって本当?

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2025年10月28日

金属のインレーの下がむし歯になりやすいって本当?

こんにちは、大宮やすだ歯科です。

「昔に入れた銀歯の下がむし歯になってしまった」と来院される患者さんは少なくありません。見た目ではわからないのに、なぜ金属のインレー(詰め物)の下でむし歯が進んでしまうのでしょうか?今日はその理由と、再発を防ぐためのポイントについてお話しします。

■ 金属インレーの特徴と弱点

金属のインレー(銀歯)は、保険診療で広く使われてきた治療法です。強度が高く、奥歯など噛む力が強い部位にも使用できるのがメリットです。

しかし、金属と歯は性質が大きく異なります。金属は温度変化で膨張・収縮しやすく、長年のうちに歯との間にわずかな隙間が生じることがあります。この「微小なすき間」に、むし歯菌や汚れが入り込むと、見えないところで再びむし歯が進行してしまうのです。

■ 見た目では気づきにくい「二次う蝕」

金属インレーの下で起こるむし歯は「二次う蝕(にじうしょく)」と呼ばれます。

表面上は銀歯がしっかり入っているように見えても、内部ではむし歯が静かに広がっていることがあります。痛みが出るころには神経近くまで進行してしまっているケースも珍しくありません。レントゲンで初めて発見されることも多く、定期検診の重要性がここにあります。

■ 予防と再発を防ぐための選択肢

近年では、金属に代わってセラミックやジルコニア、コンポジットレジンやCAD/CAMといった「歯に近い素材」を使う治療が増えています。これらは歯としっかり接着するため、すき間ができにくく、むし歯の再発リスクを抑えられるのが特徴です。また、見た目も自然で金属アレルギーの心配もありません。

もちろん、どの素材が最適かは歯の状態や噛み合わせによって異なります。蔬菜によって保険診療や自由診療に分かれます。メリットデメリットについても丁寧にお伝えさせていただきますのでお気軽にご相談ください。

■ 定期的なチェックが大切

インレーを入れたあとも、定期的な検診とクリーニングを受けることがとても大切です。

「痛みがないから大丈夫」と思っていても、内部でトラブルが進んでいることがあります。早期発見・早期対応が、歯を長持ちさせるいちばんの近道です。

まとめ

金属のインレー自体が悪いわけではありませんが、経年変化によるすき間や接着の劣化からむし歯が再発しやすいという弱点があります。

一度治療した歯を守るためにも、定期検診と適切な素材選びを心がけましょう。

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