2025年11月15日

こんにちは、大宮駅東口徒歩6分の大宮やすだ歯科です。
歯医者さんでよく耳にする「歯垢(プラーク)」と「歯石」。
名前は似ていますが、実はまったく違う性質を持っています。どちらも虫歯・歯周病の大きな原因になりますが、早い段階で対処することでお口の健康を守ることができます。今回は、患者さんにぜひ知っておいてほしい歯垢と歯石の基本を、分かりやすく解説します。
● 歯垢(プラーク)ってなに?
歯垢は、歯の表面にベタッとつく白いねばねばした汚れのことです。
実はこの中には、虫歯菌や歯周病菌がぎっしり。見た目は小さくても、細菌のかたまりなので放置するとどんどん悪さをします。
虫歯菌が酸をつくり、歯を溶かす
歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こす
口臭の原因になる
歯垢は歯ブラシで落とせますが、約24〜48時間で歯石に変わってしまうことも。毎日の歯磨きがとても大切な理由はここにあります。
● 歯石ってなに?
歯石は、歯垢が硬く石のように固まったものです。
歯垢に含まれる細菌が唾液中のカルシウムなどの成分と結びつくことで石灰化し、カチカチになります。
一度歯石になると、歯ブラシでは絶対に取れません。
そのままにしておくと…
歯ぐきの炎症(歯肉炎)を悪化させる
歯周病が進行し、歯を支える骨が溶ける
掃除しにくくなり新しい歯垢がさらに付きやすくなる
という悪循環につながります。
● 歯垢と歯石、どうすれば防げる?
① 毎日の歯磨きで歯垢をためない
特に歯と歯ぐきの境目、奥歯の裏側、歯と歯の間は歯垢がたまりやすい場所です。
フロスや歯間ブラシも使うと効果がぐっと上がります。
② 3〜6か月に1回の歯科クリーニング
歯石は自分では取れないため、定期検診でプロのクリーニングが欠かせません。
歯石除去(スケーリング)を行うことで、歯周病の進行を大幅に防げます。
③ 自覚症状がなくても早めに受診
歯周病は痛みがないまま進む“静かな病気”です。違和感がなくても、定期的にチェックすることが大切です。
● まとめ:歯垢をためない、歯石を作らせない習慣が大事
歯垢は「細菌のかたまり」、歯石は「固まった細菌の住みか」。
どちらも放置すると歯周病が進み、将来的に歯を失う原因になります。
「しっかり磨いているつもりだけど不安…」
「最近歯ぐきが腫れぼったい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。早めのケアが、お口の健康を長く守ります。
大宮やすだ歯科 安田朋之
