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子どもの虫歯はなぜ起こる?乳歯の虫歯を防ぐために今日からできること

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2025年12月12日

子どもの虫歯はなぜ起こる?乳歯の虫歯を防ぐために今日からできること

大宮駅東口徒歩6分の大宮やすだ歯科です。

子どもの歯は大人の歯と比べて虫歯になりやすいことをご存じでしょうか。乳歯はエナメル質が薄く、虫歯菌の酸に弱いため、一度虫歯ができてしまうと進行が速いという特徴があります。最近は「子どもの虫歯は減っている」と言われる一方、生活習慣の変化やおやつの多様化によって、気付かないうちに虫歯が進んでしまうケースも少なくありません。本記事では、子どもの虫歯が起こる原因と、ご家庭でできる効果的な予防方法について解説します。

子どもの虫歯が発生しやすい理由

①乳歯の性質上、虫歯になりやすい

乳歯は永久歯よりもエナメル質・象牙質が薄く、むし歯菌の出す酸に弱い構造です。そのため、小さな穴でも短期間で神経に近づいてしまい、痛みが出やすくなります。

②仕上げ磨きが不十分になりやすい

自分で上手に歯を磨けるようになるのは小学校中学年頃が目安です。それまでは、お父さん・お母さんの仕上げ磨きがとても重要ですが、忙しさや嫌がることなどから十分に磨けないこともあります。

③だらだら食べで虫歯リスクが上昇

甘いおやつやジュースを長時間だらだら摂取すると、お口の中が酸性の状態が続き、虫歯菌が活動しやすくなります。時間を決めずに食べ続ける習慣は要注意です。

家庭でできる子どもの虫歯予防

①毎日の仕上げ磨き

できれば毎食後、難しい場合も1日1回は必ず仕上げ磨きを行い、お口全体の汚れを落としましょう。歯ブラシは子ども用の柔らかいものを使用し、寝かせ磨きで優しく細かく動かすと磨きやすくなります。

②間食(おやつ)と甘味のルールを作る

おやつは時間と量を決め、ジュースやガム・キャンディなどの粘着性のある甘い食品は頻度を控えることがポイントです。水分補給は水またはお茶を選ぶと虫歯予防に効果的です。

③フッ素の活用

フッ素入り歯磨き粉は、乳歯を強くし虫歯になりにくくする重要なアイテムです。年齢に応じた濃度を使用し、洗口せずに少量の水でうがいすることで効果を高められます。当院でもフッ素塗布を行っていますので、お気軽にご相談ください。

④定期検診でプロのケア

3〜4ヶ月に一度は歯科医院での定期検診・クリーニングを受けることをおすすめします。虫歯の早期発見だけでなく、歯磨きの仕方や食生活についてのアドバイスも得られます。

子どもの歯を守るために、今日からできることを習慣に

乳歯の虫歯は放置しても自然に治ることはありません。また、乳歯の虫歯は生え替わる永久歯の位置や形にも影響を与える可能性があり、将来的な歯並びや健康にも関わります。大切なお子さまの歯を守るためには、家庭でのケアと歯科医院での定期的なチェックが欠かせません。

当院では、お子さまの虫歯予防や治療に関するご相談をいつでも承っております。気になる症状や不安がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

大宮やすだ歯科 院長 安田朋之

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